2022年01月15日
今年もよろしくお願いします。
あけましておめでとうございます。
もう半月過ぎてしまいましたね。私の住んでる広島県はコロナが急増中で呉市も新規感染者の記録更新真っ只中です。
私はほとんど一人で仕事してますのであまり心配はしていないのですが家族が医療関係なので毎日PCR検査しているようでホント大変みたいです。家族が感染したら私もたぶん感染するでしょう~~~。もういいかげんコロナ絶滅してちょうだいって感じですね。疲れるよ。
新年1発目のブログですが、
昨年の宿題が済んでいませんでしたので今回アップさせていただこうと思います。
GHKの鍛造・炭酸仕様のMk18mod.1にアンビセレクターつけたよってお話を年末にしたのですがコメントで詳細をご希望いただきましたのでお応えしたいなと思いまして。
最初に言っておきたいのは
GHKの鍛造レシーバー(SDP製、RA-TECHのOEM?)にアンビセレクターを取り付けてるのですが、GHK純正レシーバーにつける場合とはちょっとだけ異なります。どちらにもつけたので違いが判りましたのでその点は随時ご報告いたしますので気を付けてご覧になってくださいね。
まずは、完成画像から
アンビセレクターはironairsoft製のKACタイプを使っています。
*名前が面倒くさいので以後Ironでいきます。
GHKに取り付けるにあたって一番の問題が軸の長さです。軸径はちょうどいいです。
上:GHK純正 下:Iron
見てわかるか微妙ですが、ちょっとIronのほうが短いです。
そのまま左側のレバーを固定しますとレシーバーを挟み込む形になりますのでまったく動かないことになります。
それで軸を伸ばしてやりたいのですが、それは無理なので軸とレバーの間に何かを噛ませてやればレバーが少しだけ外側に固定されるのでレシーバーと干渉せずにスムーズに動くようになります。
最初はアルミテープを何重にも重ねて固定してみましたが、締め付けるとズレたりして結構難しかったです。それで画像のようにプラバンを加工して挟み込むことにしました。このほうがきっちり固定できてよかったです。この画像見てレバーが軸にはまり込むところにプラバンが入るのですから捻ったときにレバーがずれるような不安を感じるかもしれません。で実際にはほんの少しだけでも段差があればずれてしまうことはないようです。
*鍛造のほうがほんの少しだけレシーバーがデブなのか、この挟み込んだプラバンが1mm厚必要でした。GHK純正のほうは0.5mmくらいで大丈夫ですからアルミテープでもいけるくらいでした。でも安定感はプラバンのほうが良かったですよ。0.5mmのプラバンでしたら段差もそこそこ残りますから純正ならなお安心かと。
次の作業はこちらです。
Ironのはレシーバーと干渉するのでレバーの裏側を削って黒染めしました。うまく染まってないけど錆止めの意味で。どうせ見えないしね。
テスト的に取り付けて動かしてた時にレバーの裏を削っていなかったので傷ついちゃった。
こうならないためにもちゃんと削りましょうね。
右側のレバーの裏も一応ちょっと削りましたが、軸にはめ込む突起の上下が干渉するのでそちろも削りましょう。
Ironのレバーは鉄なのですがうまく染まらん。
何度かやってみてわかったのですが、今回の肝はここからかなって。
ちょっとわかりずらい画像なのですがIronのプランジャーが入る溝を均しています。これは純正の溝と比べるとよくわかりますが純正のは元々ボールタイプのプランジャーですので溝が浅くクリック感がでるところ(ボールが止まる3か所)も穴が浅いです。
Ironのは深いので均さないとボールプランジャーがはまり込んでまったくセレクターが動かなくなってしまします。
*純正でしたらボールがでかいのであまり削り込まなくても動くかもしれませんのでちょっとずつ削りましょう。一気にやるとクリック感がなくなりますから。(私がそうなりました泣)
それで次の作業は鍛造レシーバーの場合だけですが、一応ご報告まで。
鍛造レシーバーの場合、このセレクターにセットするプランジャー(ボール)がとても小さいんですよ。純正のボールは大きいですが、穴自体が小さいので純正のボールも使えません。そのまま小さいボールを使いますとIronのセレクターは噛みこんでどうやっても動きが良くなりませんでした。仕方がないので余ってた適当なプランジャーとバネをセットしてみました。棒プランジャーの先っちょはちょっと平坦にならしてみました。
それで、動きを調整したらイモネジがこのくらいのところで固定すると具合が良かったです。
でもこれでは緩んでしまいそうですね。ねじロックという手もありますが。
グリップの穴を利用してこっちにもプランジャーを仕込んでみました。
このプランジャーに押されるのでたぶんねじロックしないでもイモネジが緩まないかなと。
これで完成です!
いかがでしたでしょうか?これってVFCでも同じことができます。GHKとVFCはセレクター軸がが実サイズなのですね。VFCもちょっとだけアルミテープとか挟むだけで出来ますからGHKより簡単ですね。
以上なのですが、さっき書きましたようにIronの溝削りすぎてクリック感がちょっと残念なくらいに弱くなってしまったから別の日にさらに手を加えてみました。
純正のアンビじゃないセレクターを使ってみましょう!
やることはIronと同じような形に加工すること。
長さを測ってテープで印
グラインダーでちょっとずつ削ります。鉄なのでヤスリではちょっとしんどい。
平行になるように削りました。
次は溝堀です。
Ironに合わせてケガキましてリューターで溝堀ました。全部リューターでいこうと思いましたがなかなか削れなかったので最終的にはグラインダーで削ったよ。
ダイヤモンドやすりできれいに均しました。
鍛造レシーバーに干渉しないようにレバーの裏もちょっと削って。
それで、2.5mmの穴開けて3mmのタップでねじ切り
なんだか簡単そうに書いてますけど、万力とか作業台とかないし、工具もたいしたもの持っていませんからここまでで5時間くらいかかってます。ほぼ手だけの作業。工作機械とかあったらきっと15分くらいで終わるのかも。
ぎょえ~~~、頑張ったのに軸が短くなっとる。上の画像見てよ。レシーバーと面イチのはずだったのにちょっと短いよ。
これぞ不器用(ぶきっちょ)のIberuoさん。。。。。
仕方なくまたプラバン切りました。
でもね、Ironのときよりプラバンが薄くて済んだので固定感はしっかりしてますね。よかった。
プランジャーも鍛造用の小さなボールに戻しても大丈夫でした。
【完成】
KACの刻印もなくなったのでミリっぽいかな。
左側が純正セレクターの加工品だから右のIronのレバーより短いです。
でも左利きなのでちょっと嬉しかったりしてね。
短いほうが指の邪魔になりにくいというわけ。クリック感も満足いく感じに戻りました。
めでたし、めでたし。
それでは今日はここまでです。
また観に来てね~~~。
もう半月過ぎてしまいましたね。私の住んでる広島県はコロナが急増中で呉市も新規感染者の記録更新真っ只中です。
私はほとんど一人で仕事してますのであまり心配はしていないのですが家族が医療関係なので毎日PCR検査しているようでホント大変みたいです。家族が感染したら私もたぶん感染するでしょう~~~。もういいかげんコロナ絶滅してちょうだいって感じですね。疲れるよ。
新年1発目のブログですが、
昨年の宿題が済んでいませんでしたので今回アップさせていただこうと思います。
GHKの鍛造・炭酸仕様のMk18mod.1にアンビセレクターつけたよってお話を年末にしたのですがコメントで詳細をご希望いただきましたのでお応えしたいなと思いまして。
最初に言っておきたいのは
GHKの鍛造レシーバー(SDP製、RA-TECHのOEM?)にアンビセレクターを取り付けてるのですが、GHK純正レシーバーにつける場合とはちょっとだけ異なります。どちらにもつけたので違いが判りましたのでその点は随時ご報告いたしますので気を付けてご覧になってくださいね。
まずは、完成画像から
アンビセレクターはironairsoft製のKACタイプを使っています。
*名前が面倒くさいので以後Ironでいきます。
GHKに取り付けるにあたって一番の問題が軸の長さです。軸径はちょうどいいです。
上:GHK純正 下:Iron
見てわかるか微妙ですが、ちょっとIronのほうが短いです。
そのまま左側のレバーを固定しますとレシーバーを挟み込む形になりますのでまったく動かないことになります。
それで軸を伸ばしてやりたいのですが、それは無理なので軸とレバーの間に何かを噛ませてやればレバーが少しだけ外側に固定されるのでレシーバーと干渉せずにスムーズに動くようになります。
最初はアルミテープを何重にも重ねて固定してみましたが、締め付けるとズレたりして結構難しかったです。それで画像のようにプラバンを加工して挟み込むことにしました。このほうがきっちり固定できてよかったです。この画像見てレバーが軸にはまり込むところにプラバンが入るのですから捻ったときにレバーがずれるような不安を感じるかもしれません。で実際にはほんの少しだけでも段差があればずれてしまうことはないようです。
*鍛造のほうがほんの少しだけレシーバーがデブなのか、この挟み込んだプラバンが1mm厚必要でした。GHK純正のほうは0.5mmくらいで大丈夫ですからアルミテープでもいけるくらいでした。でも安定感はプラバンのほうが良かったですよ。0.5mmのプラバンでしたら段差もそこそこ残りますから純正ならなお安心かと。
次の作業はこちらです。
Ironのはレシーバーと干渉するのでレバーの裏側を削って黒染めしました。うまく染まってないけど錆止めの意味で。どうせ見えないしね。
テスト的に取り付けて動かしてた時にレバーの裏を削っていなかったので傷ついちゃった。
こうならないためにもちゃんと削りましょうね。
右側のレバーの裏も一応ちょっと削りましたが、軸にはめ込む突起の上下が干渉するのでそちろも削りましょう。
Ironのレバーは鉄なのですがうまく染まらん。
何度かやってみてわかったのですが、今回の肝はここからかなって。
ちょっとわかりずらい画像なのですがIronのプランジャーが入る溝を均しています。これは純正の溝と比べるとよくわかりますが純正のは元々ボールタイプのプランジャーですので溝が浅くクリック感がでるところ(ボールが止まる3か所)も穴が浅いです。
Ironのは深いので均さないとボールプランジャーがはまり込んでまったくセレクターが動かなくなってしまします。
*純正でしたらボールがでかいのであまり削り込まなくても動くかもしれませんのでちょっとずつ削りましょう。一気にやるとクリック感がなくなりますから。(私がそうなりました泣)
それで次の作業は鍛造レシーバーの場合だけですが、一応ご報告まで。
鍛造レシーバーの場合、このセレクターにセットするプランジャー(ボール)がとても小さいんですよ。純正のボールは大きいですが、穴自体が小さいので純正のボールも使えません。そのまま小さいボールを使いますとIronのセレクターは噛みこんでどうやっても動きが良くなりませんでした。仕方がないので余ってた適当なプランジャーとバネをセットしてみました。棒プランジャーの先っちょはちょっと平坦にならしてみました。
それで、動きを調整したらイモネジがこのくらいのところで固定すると具合が良かったです。
でもこれでは緩んでしまいそうですね。ねじロックという手もありますが。
グリップの穴を利用してこっちにもプランジャーを仕込んでみました。
このプランジャーに押されるのでたぶんねじロックしないでもイモネジが緩まないかなと。
これで完成です!
いかがでしたでしょうか?これってVFCでも同じことができます。GHKとVFCはセレクター軸がが実サイズなのですね。VFCもちょっとだけアルミテープとか挟むだけで出来ますからGHKより簡単ですね。
以上なのですが、さっき書きましたようにIronの溝削りすぎてクリック感がちょっと残念なくらいに弱くなってしまったから別の日にさらに手を加えてみました。
純正のアンビじゃないセレクターを使ってみましょう!
やることはIronと同じような形に加工すること。
長さを測ってテープで印
グラインダーでちょっとずつ削ります。鉄なのでヤスリではちょっとしんどい。
平行になるように削りました。
次は溝堀です。
Ironに合わせてケガキましてリューターで溝堀ました。全部リューターでいこうと思いましたがなかなか削れなかったので最終的にはグラインダーで削ったよ。
ダイヤモンドやすりできれいに均しました。
鍛造レシーバーに干渉しないようにレバーの裏もちょっと削って。
それで、2.5mmの穴開けて3mmのタップでねじ切り
なんだか簡単そうに書いてますけど、万力とか作業台とかないし、工具もたいしたもの持っていませんからここまでで5時間くらいかかってます。ほぼ手だけの作業。工作機械とかあったらきっと15分くらいで終わるのかも。
ぎょえ~~~、頑張ったのに軸が短くなっとる。上の画像見てよ。レシーバーと面イチのはずだったのにちょっと短いよ。
これぞ不器用(ぶきっちょ)のIberuoさん。。。。。
仕方なくまたプラバン切りました。
でもね、Ironのときよりプラバンが薄くて済んだので固定感はしっかりしてますね。よかった。
プランジャーも鍛造用の小さなボールに戻しても大丈夫でした。
【完成】
KACの刻印もなくなったのでミリっぽいかな。
左側が純正セレクターの加工品だから右のIronのレバーより短いです。
でも左利きなのでちょっと嬉しかったりしてね。
短いほうが指の邪魔になりにくいというわけ。クリック感も満足いく感じに戻りました。
めでたし、めでたし。
それでは今日はここまでです。
また観に来てね~~~。